粉末冶金の特徴

粉末冶金は、金属粉を固めて焼結したのち、精度の高い部品にしていく技術です。英語でいうと「Powder Metallurgy」、PMとかP/Mと略されています。金属の部品を作る技術には、ほかに「鋳物」「鍛造」「プレス」「ダイカスト」などがあります が、粉末冶金は、精密な形状でも金型プレスによって比較的容易に成形ができ、また大量生産(=コストダウン)に向いているなどの特質があります。その工程 は、[金属粉の配合・混合→プレス成形→焼結]と進んでいきます。
粉末冶金に使われる金属は、基本的に粉になるものであればすべて加工が可能です。中でも使われることの多いのが鉄系、銅系、ステンレス系、黄銅系などで す。その中で、ショーライトが得意とするのが、鉄と黄銅を混合した合金技術です。ショーライトの主力製品である軸受では、丈夫な鉄と静音性に優れた黄銅 の、両者のメリットを活かした製造で実績を積んできました。
ポーラス(孔)の拡大図
ショーライトの軸受は、ベアリングが取り付けられないような超小型モーターの細い軸を保持するために使われています。 そこで円滑な回転を保持するためには、 軸受自体からしみだす潤滑油の存在が欠かせません。
 
粉末冶金では、焼結の過程で製品内に無数のポーラス(孔)が生じさせることができるため、こに潤滑油を含ませることで、軸受製造に向いた製造法となっています。
 
同じ粉末冶金でも、潤滑油を含まないパーツ類(機械部品)は、硬度を高めるなどの耐久性が要求されるため、焼結の方法などが異なってきます。
 
粉末冶金そのものは、従来からある製法です。しかしこの工法で、たとえば内径0.6mmという超小型の精密な軸受を作り上げるのは、容易なことではありません。そのために、金属粉の配合を微妙に変えたり、焼結工程での温度や時間調整などの、さまざまなノウハウの実践が必要となってきます。ショーライト製品群は、 日々のたゆまぬ努力研究を経て、最新の粉末冶金技術の中から生まれてくるのです。
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